僕の友人で、土川俊司を知っている方へ
今朝、元ワーナーのディレクターだった土川俊司が亡くなったという連絡が友人から入った。
彼と初めて会ったのは1999年。CANNABISというバンドのデビュー時、一緒に仕事をした。何度も会い、何度も熱い話をし、夢を語り、喧嘩もしたし、酒も飲んだな。
酒はあまり飲めなかったよな、君は。
君は本当に優しい男だった。
僕の強く辛い言葉口調にも穏やかに対応してくれていた。
優しくて、優しくて、優しすぎた。
お互いその仕事を離れたが、自宅がかなり近所だったこともあり時々偶然会っていたね。駅前で娘と一緒にいた君はとても照れくさそうにあるいていた。
僕の家の至近距離のラーメン屋「砂田」によく君はいたなあ。本当によくいたよね。
大晦日にもいたよね(笑)
僕は店の外から君を見つけてはすぐLINEを送る。
「こんな深夜にそんな塩辛いラーメンと超大盛りのご飯食べたら早死するで〜」
早いだろ、マジで。
俺より若いだろ。
俺よりでかくて。
俺より優しくて。
俺より働いていて。
彼のfacebookを覗いてみた。
亡くなった日の深夜3時の更新。
眠る前に書き込んだのだろう。
その文をここに記するのを許してくれ。
”僕にとっての人生を変えた一曲は、Hotel California。幼稚園の頃のソノシートやピンポンパン、 親父が聞いてたS&Gが
君もこの曲が一番大切だったんだね、奇遇だね。
これを聴きながら逝っちまったんだな、馬鹿野郎。
いままでありがとうな。
これからもよろしくな。
土川を知っている方々、今日は彼を思い出してあげてください。
寂しがりやの彼が、寂しがらないように。