仮眠から覚めてビールとともに。
ふう。
1時間の昼寝から目が覚めて今、ビールを飲んでいる。洗濯もして布団も干して、ああ気持ちがいい。こんな気持ちが良い16時過ぎだから、日本代表に関しての雑感を書いてみようと思う。
それにしてもビールが美味い。
僕は今大会が終わるまで日本代表の試合を観ての拙い感想は書くまいと決めている。だから感想ではなくてちょっとした想いを記してみる。
いきなりだが、僕は「勝負師」が好きである。
勝敗が決るスポーツにおいては尚更である。ワールドカップなんてその最たるものだ。(最初に断っておくがこれは「好き嫌い」の話しである)勝負師とは簡単に言えば「半か丁か」の勝負をここ一番で出来る人のことをいい、その覚悟を有していて、その勝率がべらぼうに高い人を言う。
で、サッカーでいえば選手よりも監督にその才覚を求めてしまう傾向が僕にはある。
僕が思う勝負師監督。
勝負師監督の戦いは観ていて気持ちがいい。外連味がある。負けても納得できる(無理矢理にでも)。サッカーが下手で日本代表になんか絶対になれない僕のような人間は、ワールドカップを観ながら「誰かに乗っかる」しかない。その船は、勝負師の船であってほしいのだ。(クドいようだが、これはあくまでも個人的な話である)
現日本代表監督ザッケローニは「勝負師」ではない。
だから好きではない(ごめんなさい)
彼は「マネジャー」タイプだ。そこそこ現場をまとめる手腕は多少ありそう。サラリーマンとしては優秀な感じがする。だから社員、及び会社には好かれそうだ(あくまでそう感じるだけです)
「勝負師」は一匹狼が多い。一緒独特の雰囲気を持っている。時にその勝負が裏目に出るときも多々あるがそれもご愛嬌だ(笑)
僕ら一般国民はワールドカップで何も出来ない。何も力にもなれない。「我々の応援が届くように」なんて言っている人もいるが届くわけない。僕には到底そう思えない。
だから「乗っかる」しかない僕は、出来たら「勝負師」の船に乗っかりたいのだ。
同時に、ワールドカップで「現日本サッカーの集大成」を見せていただかなくてもいい。そんなつまらん効果測定のためにワールドカップという大舞台を使わないで欲しい。そんなものは普段からコツコツ積み上げていけば自ずと効果はわかるはずだ。
代表チームは、そんなものに使うものじゃない。
4年に一度のワールドカップでの日本代表には、
ただただ勝負に徹し、冷酷に、残酷に、勝利を目指して邁進して欲しい。
それだけである。
その姿に感銘を受けるのである。
「勝負師」の戦い方は冷酷で残酷で時に理解不能で理不尽だ。
でもよく見ると、よくよく考えてみると、
勝負師は得てして人情肌の方が多い。
だから、勝負師に乗りたいのだ。
結果、感動したいのだ。
心震わせたいのだ。
勝負とはそういうものだと思う。
そんな最たる祭典、ワールドカップ。
もっと勝負を楽しみたい、のである。
ファン・ハールは今大会も勝負師だなあ。
だからといってオランダが優勝するとは思えない。
でもあのスペインとの1試合でファン・ハールの勝負師としての価値は最高値に達している。素晴らしい。できればBETしたい。どこかで裏切られそうだが(笑)
ビールの酔いが回ってきたので、飛躍させた話をする。
もし、
モウリーニョが日本代表の監督だったらどんな戦いをしているだろうか?
いつかみてみたいなあ、そんな勝負。
ワクワクするなあ、そんな勝負。
ガチガチに引いて、カウンター勝負かなあ。
モウリーニョの、ココ一番でガチガチに引いて最後に勝ってしまうあの悪役的なやりかた、好きだったなあ。
で、ここで質問。
皆さんは、ガチガチに引いてショートカウンターで1点獲って、日本代表があれよあれよと勝ち続けたら嬉しい?
僕は、
最高に嬉しい!
ただ自分の「理想のサッカースタイル」を貫こうとして結果それが出来ないで負けたら、
それは糞だ!
(でもそうは言っても人生と同様、糞にまみれることの方が圧倒的に多いんだけどね)
言い過ぎたかな。
まあいいや。
酔って候。
とか言いながらさ、2002年日韓ワールドカップのアイルランド代表の戦いぶりに感動したりするのよ、僕だって(本当に勝手だ)
つまり、自分たちのやりたいことをやりきって、結果、負けたってことでしょ。ギリギリ勝利を目指して追求して試合で出し切って、結果負けたから感動したんだよね。
それはとっても、
美しい。
でもさ、あそこまで人を感動させる戦いを目指すほうが、難しいと思うよ。
勝ち負けじゃなくて人を感動させるって、本当に難しいと思うよ。
ああ、そうか。
つまり、
やりきって欲しい!
ということだね。
何か自分なりに結論出たのでこの辺で締めます(超勝手ですね)
また、こんな天気の日に酔ってたら書くかも。
乱文、失礼しました。
夕食の支度でも始めますか。