Bar Hotel California.

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前回のブログを受けて。

何となく気軽に書いた前回のブログを読んでくださった方が非常に多かったので、焦っています(笑)

 

そこで、好きな理由をちゃんと説明しないとと思いまして、前回の「好きなギターの音の曲」全曲を軽く理由説明をします(笑)

 

まあ自己満足の世界なので、超駄文ではありますが、気になった方は読んでみてください。

 

長いので前編、後編に分けます(笑)

まずは前編の9曲です。

 

 

1.  Red Hot Chille Peppers「Give It Away」

言わずと知れたレッチリ最強のアルバム『Blood Sugar Sex Magik』(1991年)に収録されている。つまりギタリストはJohn Frusciante。プロデュースはRick Rubin、ミックスダウンはRickとBrendan O'Brien。まあ最強の布陣である。なんだかんだ言ってこのアルバムが一番好きだなあ。文句なく、言い訳なく、大好きです。

 

2.  AC/DC「Shoot To Thrill」

1980年、この年にリリースされた不滅の名盤『Back in Black』の2曲目に収録されている。Angus YoungとMalcolm Youngの兄弟は最高です。じっくり聴くと兄貴のギターがいいんだわ、ホントに。そしてプロデュースはJohn "Mutt" Lange。80年代最高のロック・プロデューサーである。そしてこのアルバムのマスタリングはN.YのステアリングサウンズのGEORGE MARINO。もう亡くなってしまったんだが、僕らも2度ほど彼に仕事を依頼したことがあります。ちょうど最初にN.Yに行った時に彼が「今、ZEPPELINのベスト盤のマスタリングをしているんだ」と言っていて大興奮したのを覚えています。あと、このアルバムが"メタルサウンド"を生み出したアルバムだと言われていますが、「AC/DCは"メタル"じゃなくてただの世界最高のブギーバンドだよなあ」って飲み屋で語って隣のオジサンと仲良くなったことがある。

 

3.  THE BEATLES 「Oh! Darling」

ビートルズのオリジナル・アルバム12作目にして事実上最後にレコーディングされたアルバム『Abbey Road』の4曲目。ああ、右側から聴こえてくるギターが最高です。当時最先端の録音技術で録ったんだろうなあ。

 

4.  Lenny Kravitz「Always On The Run」

Lennyの2作目のアルバム『Mama Said』(1991年)に収録されている。クレジット見て笑ってしまった。この曲の恐らく右側から聴こえてくるギターはSlashだった(笑)この曲だけミックスが変わっていて何だろうこのギターの分離感はと思っていたんだが腑に落ちた。Lennyのアルバム4枚目までは総じて好きなサウンドです。変わった録音の仕方をしているんだよね、この人。でもいい音だし、好きなミックスです。4枚目までね。余談だがレニクラのライブ時のバンドは最高です。特にドラムとベース。

 

5.  BON JOVI 「These Days」

BON JOVI、6枚目のアルバム『These Days』(1995年)のタイトル曲。僕はRichie Samboraには何の思い入れもないのですが、そして僕個人的にはBON JOVIのサウンドは好きな方ではないんですが、このアルバムだけはなんか違って"好きな音"だったんです。で、買った当時気になってクレジットを観たんですが、僕らが仕事で行って使用したことがあるナッシュビルの16th AVE sounds で録っているんですね。僕らは1993年と1994年に行っているのでほぼ同じ頃に録っているんだな。あそこのスタジオは本当にいい音がするスタジオで、僕らの作品も(柿島伸次君の1stと3rdアルバム)乾いたいいロックサウンドに仕上がっていますから、やはり「アメリカンロック・マジック」というのはあるんじゃないかなと今でもそう確信している次第です。

 

6.  The Rolling Stones 「Love Is Strong」

アルバム『Voodoo Lounge』(1991年)の1曲目。いいなあ、この音。ホントにいい音だなあ。プロデュースはDON WAS。たしかBill Wymanが脱退した直後の作品でベースはDarryl Jones。マジでいい音だ(笑)余談ですが、ストーンズのドキュメンタリー映画『Shine a Light』を是非観て欲しい。いや聴いてほしいです。もうね、ギターの音がもうそこで弾いているんじゃないかという音がするんです。映像がキースのギターアンプに寄るともうキースの音しか聴こえないんです、つまり映像に忠実なミックスダウンをしているんです。これ非常に面白かった。でね、クレジットをみたら、、Bob Clearmountainでした。納得でした。さすが、ストーンズファンのスコセッシ監督の作品です。こういうの、いいなあ。

 

7.  Smashing Pumpkins「Mayonaise」

さて、スマパンです。通算2枚目のアルバム『Siamese Dream』(1993年)に収録。イントロからヤラれますね。名曲です。そういえばスマパン最初の解散ツアー(笑)を広島まで観に行ったんですが、その時に地元もイベンターさんが気を利かしてくれてど真ん中の最前列を売ってくれたのですが、もうBilly Corganギターアンプの生音が爆音すぎて他の楽器の音やPAのスピーカーの音が全く聴こえなくて困ったことを覚えています。昨年夏のサマソニでもいい音を出していました。貫禄です。

 

8.  The Stone Roses 「Driving South」

彼ら2枚目のアルバム『Second Coming』(1994年)に収録。僕のまわりの諸兄には「ストーン・ローゼスのセカンドは糞だ!」っていう人が多いので大きな声では言えませんが僕は大好きです(笑)Jonathan Squire主導で創られたアルバムらしいのですが、僕は好きです。僕がDJする時は必ずかける曲です。

 

9.  U2 「Where Street Have No Name」

通算5枚目のアルバム『The Joshua Tree』(1987年)の1曲目。まあU2は、というよりThe Edgeのギターはいつもいいんですが、アルバム『War』もいいんですが、ベタにコレが一番聴きたい曲でした。恥ずかしい話ですが、いわゆる「追っかけ」的な気分になった唯一のバンドがU2なんです。ちょうどこのアルバムあたりからです、そこまで好きになったのは。当時はThe Edgeのギターを音を聴くために世界中を旅してもいいと考えたこともありました。あの時は中毒でしたね。The Edge中毒。4'52"あたりからのギターはもう神です。はあ。ため息っす。因みに僕が生で聴いて最高だったギタリストはThe EdgeとEdward Van Halenの二人が双璧です。

 

                           (前編終了)